Fedora 12をインストールしてみた

11/18に公開されたFedora 12正式版を自宅のファイルサーバーとHTTPサーバーにインストールしてみた。
まずは失敗しても被害が大きくないファイルサーバーでテストすることにした。preupgradeというコマンドでアップグレードができるらしいが、Xが立ち上がっていないと使えないらしく、ファイルサーバーとHTTPサーバーにはXを入れていなかったのであきらめた。
前回Fedora 11をインストールしたときと同様、fedora-release-notesとfedora-releaseをrpmでインストール->yum upgradeという手順で行った。コマンドは以下の通り。

sudo rpm -Uhv \
	http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/releases/12/Fedora/i386/os/Packages/fedora-release-notes-12.0.0-4.fc12.noarch.rpm \
	http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/Fedora/releases/12/Fedora/i386/os/Packages/fedora-release-12-1.noarch.rpm
sudo yum clear all
sudo yum upgrade

途中vncがらみのパッケージでコンフリクトがあったので、vnc周りをyum remove vncで削除してからインストールした。
upgradeは2時間程で終了。再起動して普通に立ち上がることを確認した。

続いてHTTPサーバー。こちらはFedora Core 6の頃から順番にアップグレードしてきたため、ごみパッケージが残っている。上記の通りupgrade使用としたところ、案の定x86_64パッケージとi586パッケージがコンフリクトした。そもそもx86_64パッケージとi586パッケージが混在していること自体がおかしいと考え、yum remove *.i586i586パッケージを根こそぎ削除してからyum upgradeしたところ、正常にupgradeできた。再起動後も通常通り動いている。

しばらく様子を見てみようと思う。