Tomcat Native Libraryとmod_mem_cache

自宅サーバーの設定を少しだけ変えてみた。
QMACloneで夜間に動作が重くなる不具合報告があった。リバースプロキシを導入してから起こったので、こいつが原因であることはほぼ間違いないと思う。だが、セキュリティの観点からリバースプロキシを外す事は考えたくない。改善方法をいろいろと調べていったところ、Tomcat Native Libraryが見つかった。Tomcatjava上で動いているため、C/C++で書かれたソフトに比べると微妙に動作が遅い事が考えられる。Tomcat Native Libraryはtomcatの一部の処理をC/C++のnativeなライブラリに委譲することで高速化することができるらしい。ただし、現状のjavaは十分速いので、静的コンテンツやSSL等一部にしか効果が期待できないそうだ。
だめもとで入れてみた。yumで探したらtomcat-nativeというパッケージが見つかったのでインストール。今夜どれくらい改善するか利用者が報告してくださることになっている。

もう一点、Fedora11以降でmod_mem_cache.soが消えてしまった件について。いろいろ調べていったところ、mod_mem_cacheはバグバグな上に、パフォーマンスの面から見てもmod_disk_cacheで十分代用できると考えられるため、公式パッケージから削除されてしまったようだ。なんとなく納得した。